2017年8月2日、以前に発掘調査を行った道仙化学製陶所窯跡(京都市五条坂)の維持管理と公開のため、恒例の草刈りを行いました。理化学磁器を中心に焼成した窯ですが、「貸し窯制度」によって、京焼陶工も使用していました。露地奥にひっそりと佇む、廃墟遺跡のような登り窯ですが、隣接する浅見五郎助窯と並列している姿は、往時の様子を物語っています。

今後とも五条坂の歴史を物語ってくれるものと思います。

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