2017年7月25日、佐賀県の有田町歴史民俗資料館・同埋蔵文化財センターで、町内出土の土型の調査させて頂きました。赤絵町遺跡出土資料は極めて充実していました。村上伸之氏から多くの情報を教えて頂きました。

2017年7月26日には、柿右衛門窯が所蔵している土型を調査させて頂きました。江戸時代から伝世している土型が大量に残されていました。また、工房の見学もさせて頂き、「皿板」や「八寸」と呼ばれている道具類の計測もさせて頂きました。工房で多くの職人さんが作業をされている中、お邪魔だったと思いますが、酒井田柿右衛門氏のご協力によって、道具類が生きている実態をまじかに拝見することができました。

2日間の調査によって、有田焼の土型の特徴を理解することができました。お世話になった皆様に心から感謝の意を表します。