紙に触れる | 全エントリ表示

2007年03月26日

乾燥方法を変えてみる

7日の日記にk.さんからいただいたコメントをもとに
方眼紙を、とりあえずの3つの方法で乾燥させて、それぞれの収縮を見ました。

①フェルトに挟んで置く
②フェルトに挟み、中性紙ボードの上から重しをのせる
③再生紙ボードの上から重しをのせる 

重しは1㎏。今回も、直径方向220mmの辺を測りました。
繕いをした後、皺になったものは②の方法で乾燥させています。
ちなみに以前は③の方法でした。

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乾燥方法を変えてみる

7日の日記にk.さんからいただいたコメントをもとに
方眼紙を、とりあえずの3つの方法で乾燥させて、それぞれの収縮を見ました。

①フェルトに挟んで置く
②フェルトに挟み、中性紙ボードの上から重しをのせる
③再生紙ボードの上から重しをのせる 

重しは1㎏。今回も、直径方向220mmの辺を測りました。
繕いをした後、皺になったものは②の方法で乾燥させています。
ちなみに以前は③の方法でした。

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2007年03月12日

8日の日記、乾燥後

乾燥後に測りました。
(ボール紙の上に、48時間以上置きました。) 

 _縦150mm
  横150mm

 

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2007年03月08日

紙の繊維の伸び方

紙は水に濡れると伸びます。
それは、繊維そのものが伸びていることとが考えられます。
また、離解の過程からわかるように、繊維同士の結合が弱まって、
隙間が広がることも考えられます。

では繊維そのものは、どのように伸びるのか?
縦に伸びるの?水を含んだ分直径が大きくなって、横に伸びるの?
これを見たいけれど、それが可能な機材がない…。
そこで方眼紙、和紙、レーヨン紙、濾紙など5種類を用意し、
紙の縦と横を150mmに決めて、大まかに見てみます。

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2007年03月07日

和紙と洋紙はどちらが伸縮するのか

和紙と洋紙はどちらがよく伸縮するのだろう?
最初に実験した方眼紙と同じ条件で和紙の伸縮も測ってみました。

方眼紙は、縦目と横目の判定方法を見て破ってみたところ、
どうやら横目の紙でした。

そのときは紙が伸縮しているのさえ見られればよかったので、
長辺の方しか測っていませんでした。つまり、繊維の直径方向の伸び縮みを見ていたのです。

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2007年02月28日

墨は何からできている?

離解した後の繊維がうすい墨の色をしていることから
墨がどのように紙にくっついているのか不思議に思いました。
自筆の書の表装をするとき、表具やさんに
「ちゃんと墨すったね?墨液で書いたものだったら滲むことがあるからね」
と言われ、それまで墨液は墨+水だと思っていた私は、
墨に違いがあることを知ったのでした。
では版本の墨は何からできている??
まず墨の成分から調べました。

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2007年02月27日

乾燥後

離解したものを乾燥させたら、
             こうなりました。 

  

どちらが水だけで離解したものかわかりますよね?
字がそのまま残っているのが見えます。
でも今の再生紙は、字は残っていないし、こんなに黒ずんでいない。
どうやっているんだろう??

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2007年02月25日

離解して遊んでみる

22日の実験の続きです。
他にもいろいろな紙の離解を見てみたい!

 今度は、濾紙と和紙らしき便箋と新聞紙を用意して…

 同じように、1ℓの水酸化ナトリウム水溶液に浸して、
                      時間をおきます。

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2007年02月22日

離解を理解しよう!

和紙が一枚あるとします。
「この紙の繊維を一本いっぽんバラバラにしてください」と言われたら
どうしますか?
ピンセットで繊維を一本ずつ取り出して、「○億本ありました」!って
数える時間があればいいですが、そうもいきません。
ところが、簡単に一本一本にできるんですね~ 
それが「離解」です。

  版本を半丁ずつ2つに分けます。

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2007年02月19日

水を含んだ文字は大きくなる?

水に濡らした紙は大きくなる。
ということは、そこに書かれている文字も大きくなる??
だったらそれを見てみたい。

マイクロスコープで140倍に拡大しても全体像が見えるような
小さな文字が書かれている紙を4種類用意しました。
25mm四方に切って、30分間水に浸します。

       

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2007年02月07日

結論を急ぐ前に…

1月26日の日記で「ロジンが溶けた」から「方眼紙が濡れた」と結論付けました。
その結論は、30日の日記で脆くも崩れ去ります。
ところが、結論に至る以前に問題があったのです。
K.さんからの御指摘で判明しました。

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2007年01月31日

虫の目で見る

   ←これ、なんだと思いますか?


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2007年01月30日

26日の日記訂正!!

ふと方眼紙のパッケージを見たときに
「王子製紙特抄中性再生紙使用」と書かれた文字が目に入りました。
25日の日記に書いた日本製紙の説明をもう一度読みます。

「サイズ剤」とはペン書きや、印刷するときのインクの滲み防止剤のことですが、
抄紙機(しょうしき)の発明以来、現在も広く松ヤニから作られるロジンが
使用されています。ロジンはそのままでは紙に定着しにくい性質のため、
定着剤として「硫酸バンド(硫酸アルミニウム)」を用います。この硫酸に
よって紙が酸性となり、年月と共に紙の繊維が焼けてぼろぼろになってしまうのです。

ロジン+硫酸バンドが使われるのは、酸性紙のみ?
中性紙や中性再生紙は何が使われるのでしょう?

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2007年01月27日

紙の伸縮を見る

紙が伸縮することは周知の通りですが、その現場を見たことありますか?
私はないのです。
方眼紙を濡らし(やっと濡らせるようになりました)、目盛りの長さを測り、
伸び縮みを調べます。
今回使ったのは、アピカのB5サイズの方眼紙で、15cm×22cmの目盛表示が付いており、
単純に縦22cmの方を測りました。

濡らした直後
   
22.2cm。30秒足らずで2ミリ伸びました。

2分経過
   
22.6cm。

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2007年01月26日

紙を濡らす

方眼紙を濡らそうとするところで思わぬ足止めを食らいましたが、
サイズ剤、ロジンの存在がわかりました。

『大百科事典』(平凡社・1985年)を見ると
水に溶けず、アルコール、ベンゼンに溶ける。
熱をかけると100~135℃で融解する。
とあります。

ロジンの定着剤の「硫酸バンド」も気になりますが、
アルコールで溶けるなら溶かしてみよう!

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2007年01月25日

紙が濡れない

裏打ちをすると、本紙のサイズが若干大きくなってしまうことに悩んでいました。
そもそも、水分によって紙が伸縮することは知っています。
でもどのくらい伸縮するのか?と言われるとはっきりわからない。
よし、その現場をつきとめよう。
まずは伸縮のわかりやすい方眼紙を使って調べることにしました。
ところが…
方眼紙に水をかけるも、濡れてくれない。


補修用和紙だと、すぐに濡れるのに。

なぜ??

 

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