A6.13 青楼仁和嘉全盛遊 通ひ廓花来朝

絵師:歌麿〈1〉
出版:享和1年(1801)
判型:大判錦絵
所蔵:国立音楽大学附属図書館(竹内文庫)
作品番号:80-1244

朝鮮通信使の楽隊を題材にした吉原の「唐人ばやし」を描く。旗手と喇叭手を先ぶれに、馬に乗った行列の先頭を描いている。 歌麿には同一画題、同一題材で、版元が異なる大判の作品がある。ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館蔵267図『浮世絵聚花 大英博物館』(小学館、1979)にある。画題にルビは振られていない。遊女の名前の組み合わせは異なるが、名前はすべて一致する。