A2.08 川戸助六 市川団十郎 揚まきの助六 尾上菊五郎 絵師:国貞〈1〉出版:文政2年(1819)判型:大判錦絵所蔵:国立音楽大学附属図書館(竹内文庫)作品番号:kuni80-1116玉川座の七代目市川団十郎と中村座の三代目尾上菊五郎、二人の助六を描く。「江戸っ子の はちあはせして すけ六の どちらもへこむ きつかひはなし」。二人の間には、紙相撲の力士が相撲を取っている絵が描かれている。両者とも「大当」の化粧廻しをつけ、両座とも大入りで互角の闘いという意味だろう。 続きを読む ≫ [翻刻]江戸つ子の はちあはせして すけ六の どちらもへこむ きつかひはなし 塵外楼清澄 ≪ 続きを隠す 投稿日:2019年10月17日 by arc カテゴリ: A2 助六 [編集]