『能楽囃子』「ま」と「いき」が生み出すイマジネーションの世界

日時5月12日
18時30分開場
19時開演
場所京都芸術センター講堂
料金一般前売1800円、一般当日2000円、高校生以下500円

能楽は、音楽と舞踊と劇が渾然一体となった歌舞劇、あるいは楽劇です。囃子は、能楽を構成する大切な表現要素の一つであり、時空を超えて想像の世界へ観客を誘い、情景や登場人物の心情を彩るなど、実にさまざまな役割を担っています。
しかも、指揮者のいない舞台の上で楽譜を見ることなく、お互いの“いき”のかけひきによって緩急自在な演奏がなされることの不思議…。
今回の「継ぐこと・伝えること」では、それらを第一線で活躍中の囃子方の演奏で体感するとともに、普段は聞くことのできない貴重なお話をうかがいながら、能楽囃子の知られざる面白さに迫りたいと思います。
メインゲストは、能楽小鼓方として幅広く活躍されている吉阪一郎さん。また、東南アジア音楽の研究家でガムラングループの主宰者でもある中川真さんに進行役をお願いして、アジア地域の音楽の特徴や共通点にも触れながら、ひと味違ったアプローチを試みます。
能楽堂で観ているだけでは気づかなかった、囃子の新たな魅力を発見する刺激的な一夜になるかもしれません。


■日時 5月12日(土)
■チケット発売日 3月20日(火)
■時間 19:00開演 18:30開場
■会場 講堂
■出演者 笛・森田保美(森田流)、小鼓・吉阪一郎(大倉流)、大鼓・河村大(石井流)、太鼓・前川光範(金春流)
■主催 京都芸術センター
■助成 財団法人地域創造
■料金 一般前売 1800円、一般当日2000円、高校生以下500円(前売・当日共)
■チケット取扱 京都芸術センター、大丸京都店、高島屋京都店、
京都会館、
チケットぴあ(TEL 0570-02-9999、0570-02-9966 [Pコード357-982])
■進行 中川真(大阪市立大学大学院文学研究科教授、ガムラングループ「マルガサリ」主宰)
■企画制作 コーディネーター・スプラウト2006
*この公演は、2006年度から京都芸術センターで新しくはじまった「コーディネーター・スプラウト」の受講者が立案・制作したものです。「コーディネーター・スプラウト」とは、伝統芸能という分野でコーディネーターや制作担当者、プロデューサーなどを目指す人を対象に講座を開き、実習やミーティングを経て実際に公演を企画し実施するという試みです。
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