• 杉橋研究室


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2009年9月 1日

日本心理学会第73回大会

 2009年8月26日から3日間にわたって開催された日本心理学会第73回大会(於立命館大学)シンポジウムにて、「日本文化デジタル・ヒューマニティーズ拠点」の研究成果の一部として杉橋研究室と木立研究室から下記の報告を行いました。

シンポジウム「古行動(Paleo Behavior)の分析:史学・考古学・心理学」

企画者:杉橋隆夫氏(立命館大学)  藤健一氏(立命館大学)

司会者:杉橋隆夫氏  望月昭氏(立命館大学)

指定討論者:浅野俊夫氏(愛知大学)

報告①佐古愛己氏(立命館大学)「平安貴族の規範と行動」

報告②上島理恵子氏(立命館大学)・佐崎文氏(立命館大学)「平安貴族の心情(こころ)と行動」

報告③木立雅朗氏(立命館大学)「「にんぎょう」の出現と展開をめぐる考古学」

 当研究室メンバーからの報告①は、天皇・上皇の「移徙(わたまし)」に注目し、平安時代の政治構造や貴族の規範意識を考察、同じく報告②は、史料上に現れる「ワザハヒ」関係の記事から、平安貴族が何を「ワザハヒ」と考え、それにどう対処したのかを分析しました。当日は多くの来場者があり、心理学分野の方々から有益なご教示を得ることができました。

 また、心理学会大会期間中、「平安貴族の行動と見聞―古典史料アーカイブ利用の試み―」プロジェクトの目的と成果を紹介するポスター展示も行い、あわせてGISを用いた貴族の行動経路図をデモンストレーションしました。

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