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2007年03月01日

●板木のアーカイブプロジェクト

2007年2月23日金曜日、奈良大学永井一彰先生の研究室に板木コレクションの見学にいってきました。
奈良大学博物館には、3500枚にも及ぶ江戸時代の板木が所蔵されています。京都の古書肆である竹苞楼の旧蔵板木が中心で、ほかに藤井文政堂のものがあり、古書市場にでまわったものを購入して、もとのグループに戻ったものもあります。
寛政版「奥のほそ道」などの貴重な板木が含まれており、大切に保管されています。
また、図書館にも、個別に収集した浮世絵や版本の版木が約1000枚あるようです。

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2007年4月の年度からは、この板木を研究対象としたプロジェクトを立ち上げます。
5月連休明けに撮影開始=画像に関する検証
8月本格的な撮影開始
9月以降 3D撮影に関する打合せ
10月以降定期的な研究会開始

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