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2006年01月01日

●林美一氏について

 1922年大阪に生れ、戦後、大映京都撮影所勤務。1960年、同撮影所退社後、江戸文芸研究家として独立。1966年より映画・テレビ・舞台の時代考証家として活躍した。個人研究誌「會本研究」「江戸春秋」を主宰し、曲亭馬琴を中心とする江戸戯作研究や、とりわけ艶本(えほん)の研究では、卓抜した視点により新たな風俗史の分野を開拓したと言ってよい。
 主要著書に 「時代風俗考証事典」 「江戸枕絵師集成」 「江戸艶本を読む」 「江戸戯作文庫」など多数。
 河出書房からはリチャード・レイン氏との共同監修による「定本・浮世絵春画名品集成」を刊行中であったが、昨年1999年3月没。

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