●バークレー校双六閲覧システム
カリフォルニア大学バークレー校東アジア図書館所蔵双六コレクションの閲覧システムが稼動しています。現在、地図閲覧システムを元にして設計されていますが、双六データ用に成長させていきます。
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2008年3月3日~3月21日
前回8月~9月に行った第1回目のデジタル化に引き続き、今回も3週間の日程でデジタル撮影を進めている。前回までに勝川春章のBOXを終え、今回の日程は一筆斎文調のボックスからスタートした。一枚もののマウント作品は、今回で完了する。
担当:赤間、金子、二俣
カリフォルニア大学バークレー校東アジア図書館所蔵双六のデジタルアーカイブが完了し、本日、日本から資料を運び返却した。
東アジア図書館は、アメリカ最大の東アジア系図書蔵書数を誇る専門図書館で、この3月からリニューアルオープンします。返却の機会に、開館前の図書館の見学を許可された。
左図は吹き抜けの開架図書の並ぶ館内。
右図は南に広く開口した窓からは緑豊かなキャンパスが広がる。この窓から見える左のスペースにさらに東アジア研究所が将来建設される計画という。東アジア研究の中心は、もちろん中国が最大のターゲットになるであろうが、日本部門の充実も期待される。
右図、壁には、当館所蔵の日本地図や日本の浮世絵などのデジタルアーカイブされている資料から、デザインをとり、タペストリが貼りつけられている。日本部門担当の司書石松氏は、学生がすぐに悪戯書きをし始めるだろうと笑って話された。
本プロジェクトでは、2007年8月から世界に誇る大英博物館の浮世絵をデジタルアーカイブし、DB化を実施します。
大英博物館所蔵浮世絵は比較的名品は紹介されていますが、全貌や正確な点数は、まだ調査できていません。これらを本プロジェクトチームがこれまで培ってきた浮世絵アーカイブの技術を駆使して、全点デジタル撮影します。
※本プロジェクトのデジタル手法については、こちらを参照ください。
日本の近世は本格的に出版活動が開花し、書物による情報伝達が画期的に行われるようになった時代である。その技術の集積である版木は、現在まで残っているものが数多くある。
本サブプロジェクトでは、2007年4月日から、奈良大学に所蔵される多くの版木をデジタル技術でアーカイブし、現物が扱いにくいため、あまり研究が進んでこなかったこれらの版木を第一人者である永井一彰氏と一緒に総合的な研究を進める。
ベオグラード国立博物館にも浮世絵コレクションがあます。今回、ベオグラードから約30枚の作品を委託され、本プロジェクトの修復研究と技術により、クリーンアップを実施しました。
ヴィクトリア&アルバート博物館とスコットランド国立博物館に所蔵されている浮世絵コレクションのデジタルアーカイブプロジェクトです。