D4-2 「風流子共遊」「羅生門」
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資料名 : 「風流子共遊」「羅生門」
作者 : 堀田行長
判型 : 細判合羽摺
年代 : 享和~文化年間(1801~18)頃
資料番号 : arcUP8438源頼光と平井保昌、四天王たちは大江山の酒呑童子を討伐した後、頼光の屋敷で酒宴を催していた。宴の最中、平安京の正門である羅城門に鬼が棲むという噂が話題となった。四天王のひとりの渡辺綱は、都の正門である羅城門に鬼が棲むわけがないと言った。その後、雨の夜に、羅城門の鬼が出る噂の真相を確かめるため、綱は鎧兜と先祖伝来の刀で武装して、馬に乗り、ひとりで羅城門へ向かった。頼光は綱に禁札を渡して、羅城門で噂の真偽を確かめた証として、この禁札をたててくるようにと命じた。羅城門が正面に見えてきた時、突然激しい風が吹き、馬が動かなくなった。馬から降りて綱が羅城門へ向かおうとすると、背後から鬼が現れ、兜をつかまれた。すかさず綱が太刀で斬りつけたが、兜を奪われてしまう。綱は鬼の片腕を斬り落とし、鬼は「時期が来たら取り返しにくる」と叫び、黒い雲の方へ消えて行った。
本作「風流子共遊」では、端午の節句の幟立てを羅城門に見立て、2人の子供が綱と鬼に扮して「羅城門」ごっこをしている様子を描く。
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