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2010年1月27日

じんもんこん2009

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 2009年、12月18日(金)、19日(土)の二日間にわたり、情報処理学会人文科学とコンピュータ研究会主催、文部科学省グローバルCOEプログラム共催のシンポジウム、"じんもんこん2009"(実行委員長:八村広三郎)が、本学BKCエポック21にて開催された。
 本シンポジウムでは「デジタル・ヒューマニティーズの可能性」の統一テーマのもとに、一般講演41件、ポスター発表11件、企業展示7件が行われた。参加者も160名を超えるなど、きわめて盛況な大会となった。本学の学生、若手研究者も数多く登壇し(講演12件、ポスター3件)、本学グローバルCOEにとって大きな意義を持つものであった。
 基調講演はカナダ・アルバータ大学のGeoffery Martin Rockwell氏が、"The Sparrow Flies Swiftly Through: From Humanities Computing to the Digital Humanities"という題で、従来の人文学からデジタル・ヒューマニティーズへの移行をスズメの機敏さに喩えて論じられた。特別講演は、本学歴史都市防災研究センター長の土岐憲三氏による「京都文化遺産の危機管理」という題で、文化遺産を後世に残していくために国家、社会、個人それぞれがなすべきことについて、ユーモアを交えつつ、熱く語られた。


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基調講演:G. M. Rockwell氏  特別講演:土岐憲三氏

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関口 博之

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