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前崎信也

 [書込]

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[出版レポジトリ]
2020年7月17日(金)

MADE IN KYOTO_cover.jpg

前﨑 信也、山本 真紗子 編

B5判変型・160頁 ISBN 978-4-7946-0626-6 

IBCパブリッシング 2020年7月3日発行

定価 3,500円(税別)

ARC客員協力研究員の前﨑信也先生(京都女子大学家政学部生活造形学科 准教授)と山本真紗子先生(立命館大学文学部 授業担当講師)が編者である「MADE IN KYOTO 京都の匠:世界を変える日本の伝統工芸」が出版されました。

京焼や西陣織など全国的に有名とされる伝統工芸品をはじめ、祇園祭など神社仏閣の伝統行事に使う道具、花街の芸舞妓が日常的に使う道具、茶道や華道の道具などを生み出す工房は、住宅街の一角や細い路地の先などにひっそりとたたずみ、その数は何百にものぼる一方、それらがどこでどのように作られ、どこで売られているのかを知る人は少ないのではないでしょうか。本書では、そんな京都の手作りの逸品が作られている場所、作っている人々、そして使われている材料や道具をカラフルな写真とともに日英二言語で紹介し、作品だけではない、それらを生み出すすべての要素が「美しく」伝えられています。また、江戸時代にはこれらの工芸品が京都の人々の日常の一部だったことが窺える、古典籍「拾遺都名所図会」や「都名所図会」(ARC所蔵)の挿絵も掲載されており、過去から脈々と引き継がれている伝統工芸のすばらしさを再認識させてくれる一冊です。

なお、本書はARCにおいて編者らが取り組んだ研究課題「日本工芸における作品・工程のデジタル・アーカイブ」および京都女子大学平成30年度「学長採択型課題解決プロジェクト」、京都市立芸術大学 芸術資源研究センター 研究プロジェクト「京都工芸アーカイブ」の成果を含んでいます。

外部リンク:https://www.ibcpub.co.jp/photography/9784794606266.html

[出版レポジトリ]
2019年1月11日(金)

わが陶器造り



京都造形芸術大学 芸術資源研究センター企画
森野彰人・前﨑信也 編

390頁  978-4-89806-474-0 里文出版
定価 3,750円(+税)

第1回重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定された富本憲吉が陶芸家を目指す学生たちに向けて、作陶から焼成、販売までのノウハウをガリ版刷りの冊子で残した『わが陶器造り』(未完)を、全ページ掲載し、翻刻いたしました。
本書は、2014年から2016年まで共同利用・共同研究拠点「日本文化資源デジタル・アーカイブ研究拠点」に採択された研究課題の研究費等使用して出版されました。

販売サイト: https://www.amazon.co.jp/%E5%AF%8C%E6%9C%AC%E6%86%B2%E5%90%89%E3%82%8F%E3%81%8C%E9%99%B6%E5%99%A8%E9%80%A0%E3%82%8A-%E6%A3%AE%E9%87%8E%E5%BD%B0%E4%BA%BA%E3%80%81%E5%89%8D%E5%B4%8E%E4%BF%A1%E4%B9%9F-%E7%B7%A8%E8%91%97/dp/4898064744

[出版レポジトリ]
2014年11月17日(月)

maezaki01.jpg

前﨑信也 編

四六判・352頁  978-4-86366-886-7 宮帯出版社
定価 4,860円(税込)

本書は、大正8年松林によってまとめられた調査旅行記『九州地方陶業見学記 全』(朝日焼松林家蔵)の翻刻に解説を加えたものである。調査先は大分県を除く九州五県に点在する40余の陶磁業者で、有田の香蘭社、深川製磁、辻製磁社、松尾工場など、高級陶磁器から衛生陶器工場まであらゆる製磁業者が対象となっている。他にも高取焼、唐津焼、高田焼、大川内焼、三川内焼、薩摩焼など、かつて御用窯として栄えた陶家・陶業地の大正期の経営や技術の様子が詳細に描写され、近代九州窯業史を知る貴重な史料となっている。

〈原本挿画スケッチ100点・表26点、追加挿図写真113点〉

外部リンク:http://www.miyaobi.com/publishing/products/detail.php?product_id=800

販売サイト: http://www.amazon.co.jp/dp/4863668864/

[出版レポジトリ]
2014年6月20日(金)

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前﨑信也 編
A5判 556頁 978-4-86366-934-5 宮帯出版社
定価 5,400円(税込)

明治29年(1896)、清水寺の袂、五条坂と東山通りの交わる北西側に京都市立陶磁器試験場が創設された。そこでは京都の代表的産業であった窯業の近代化を目的に、最新の機器が導入され、陶磁器の窯、素材、釉薬、デザインと各種の研究が行われた。明治32年(1899)に設立された附属伝習所では、主に市内の窯業関係者の子弟に近代的窯業技術を伝授。河井寬次郎、濱田庄司、小森忍らが教鞭をとった伝習所の卒業生には、伊東翠壷、河合榮之助、河村熹太郎、河村蜻山、五代清水六兵衛、楠部彌一、近藤悠三、六代高橋道八、八木一艸など、20世紀を代表する多くの陶芸家がおり、そこはまさに近代日本の陶芸教育の中心のひとつだったのである。

外部リンク:http://www.miyaobi.com/publishing/products/detail.php?product_id=825

販売サイト: http://www.amazon.co.jp/dp/4863669348