C1-2 『絵本大江山』
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資料名 : 『絵本大江山』
作者 : 北尾政美(画)
員数・装丁・判型 : 半紙本一冊
年代 : 江戸時代後期
資料番号 : hayBK02-0147正暦1年(990)春の頃に、洛中洛外の男女多数が失踪し、それを憂えた頼光公が渡辺綱に禁札を羅生門に立てるよう命じたところ、羅生門で悪鬼に襲われ、綱は鬼の腕を切り落とす。時を同じくして丹波の目代・藤原保友が、千丈が嶽の酒呑童子の悪行を帝に奏聞し、鬼神退治の勅命を頼光らがうけて大江山に向かい、酒呑童子を討ち取る。
本作では冒頭に渡辺綱の羅生門説話を挿入する一方で、頼光らが神々に出会い毒酒を授かる場面や、山入場面で攫われた女性とやり取りする場面、酒呑童子が頼光一行と対面し自らの過去を語る場面などがカットされている。本作は序文に「午の孟春」とあることから天明6年(1786)頃の成立と考えられるが、江戸時代末期に刊行されたものか。 -
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