1775-1831。初代坂東三津五郎の子。初名坂東三田八。前名坂東巳之助、森田勘次郎、初代坂東簑助。俳名秀歌・秀佳。屋号は大和屋。寛政11年(1799)3代目三津五郎を襲名。敵役をのぞくあらゆる役柄に通じ、時代物や世話物をよくした。「永木の親方」などと呼ばれて江戸の役者の親玉的存在で、上方の名優3代目中村歌右衛門と芸を競った。所作事も得意で、日本舞踊の坂東流の祖となった。
1775-1831。初代坂東三津五郎の子。初名坂東三田八。前名坂東巳之助、森田勘次郎、初代坂東簑助。俳名秀歌・秀佳。屋号は大和屋。寛政11年(1799)3代目三津五郎を襲名。敵役をのぞくあらゆる役柄に通じ、時代物や世話物をよくした。「永木の親方」などと呼ばれて江戸の役者の親玉的存在で、上方の名優3代目中村歌右衛門と芸を競った。所作事も得意で、日本舞踊の坂東流の祖となった。