- 京都文化研究班
2010年12月29日
国際シンポジウム「近世やまと絵再考」
PD彬子女王です。
科研費基盤研究(B) 「Yamato-eからみる日・英・米の日本美術史観に関する比較研究」の総まとめとして12月28日に開催された国際シンポジウムで、「英国における日本美術観-大英博物館の事例を中心に-」と題して研究発表を行いました。
歳末で御用納めの忙しい日であったにもかかわらず、会場いっぱいになるくらいの聴衆が来ておられました。研究者だけでなく、アーティストの山口晃氏も交え、やまと絵や西洋における日本美術の需要、現代においての日本美術史の必要性など、さまざまなテーマで議論が交わされました。
シンポジウムの詳細は以下のリンクをご覧ください。
2010年11月16日
冬季風俗絵画研究会を開催します
冬季風俗絵画研究会を開催いたします。参加ご希望の方はお知らせくださいますよう、お願いいたします。
12月18日(土)
研究会 13:00~17:30頃(於:末川記念館会議室)
倉橋正恵(立命館大学グローバルCOE客員研究員)
「役者評判絵の風刺性(仮)」
中野志保(元離宮二条城学芸員)
「上方役者絵における画帖形式の普及(仮)」
18:00~ 懇親会(場所未定)
12月19日(日)
研究会 13:00~17:30 (於:ARC多目的室)
八反裕太郎(頴川美術館学芸員)
「神宮文庫蔵「祇園祭之図」について―祇園祭礼図の成立に関する試論―」
宮下規久朗(神戸大学准教授)
「風俗画と食」
2010年11月 1日
明治神宮鎮座90年記念シンポジウム
PD彬子女王です。
11月1日に開催される明治神宮鎮座90年記念シンポジウム「内と外から見た明治日本」にパネリストとして参加しました。
当日は460人を超える聴衆が訪れ、壇上では活発な論議が交わされました。
詳細は以下のリンクをご覧ください。
http://www.meijijingu.or.jp/news/taisai/2010/kokusaishinpo.html
2010年10月27日
キモノの文字文様に託された世界
武庫川女子大学資料館において「生活文化玉手箱 シリーズ① キモノの文様に託された世界」展が10月20日~12月3日まで開催されています。本拠点で収集した「韓国併合」を記念した友禅絵刷りも展示されています。
10月27日には、展示に合わせてシンポジウム「きものと生活文化―集める、見せる、着る―」が開催され、本拠点木立研究室が行っている図案収集と整理の状況について木立が報告しました。
展示については以下のリンクをご覧ください。
2010年10月12日
国際シンポジウムUtsushi: The Art of Copying
PD彬子女王です。
ハワイ大学において、10月12日に開催された国際シンポジウムUtsushi: The Art of Copyingで、Horyu-ji Mural Paintings in the West - Creating Copies for Non-Western Audience - と題し、研究発表を行いました。述べ100人の聴衆が訪れ、活発な議論が展開されました。
詳細につきましては、以下のリンクをご参照ください。
http://www.hawaii.edu/cjs/wp-content/uploads/Utsushi.pdf
2010年7月17日
日本古文書学会史料見学会
立命館大学アート・リサーチセンターにて、杉橋研究室の企画で日本古文書学会史料見学会を行います。奮ってご参加ください。参加ご希望の方は、ハガキに住所、氏名、所属、連絡先、日本古文書学会会員・非会員の別等を明記の上、下記申込受付先までお申し込みください。
■日時:2010年7月17日(土)13:30~16:30
■主催:日本古文書学会
■共催:文部科学省グローバルCOEプログラム「日本文化デジタル・ヒューマニティーズ拠点(立命館大学)」、立命館大学アート・リサーチセンター
■会場:立命館大学アート・リサーチセンター
■集合場所:同上玄関前(13:15~受付開始)
■内容
- 「立命館大学アート・リサーチセンター新収蔵資料展―友禅下絵と乾板写真から―」を見学
- 「日本文化デジタル・ヒューマニティーズ拠点」の研究活動紹介(本拠点PD・岡本隆明氏、杉橋研究室学内研究協力者・佐古愛己准教授より)
- 「藤井永観文庫」の資料見学
■参加費:無料
■申込受付先:〒606-8501 京都市左京区吉田二本松町京都大学大学院人間・環境学研究科元木研究室
■申込締切:2010年7月9日(金)必着
2010年7月15日
木立研究室・研究会の開催
7月12日より開始の展覧会『立命館大学アート・リサーチセンター新収蔵資料展-友禅下絵と乾板写真から-』に関連しまして、
◆◆研究会「うつしだされる島原―新出資料と花街研究」◆◆
2010年7月15日(木)18:00~20:00
於:アート・リサーチセンター多目的室(参加無料)
【概要】
1) ごあいさつ
2)立命館所蔵資料の紹介
彬子女王(拠点PD)、山本真紗子(拠点PD):各プロジェクトの紹介・資料解説
岡 本隆明(拠点PD):立命館所蔵資料の公開と閲覧システムについて
3)研究発表1
松田有紀子(日本学術振興会特別研究員(立 命館大学大学院先端総合学術研究科))「近代京都の花街運営」
4)研究発表2
加藤政洋(立命館大学文学部准教授)「創られる景観 と伝統―明治期・島原遊廓のまちづくりをめぐって―」
5)おわりに
*本研究会は主として学内研究者向けとなります。
事前申込制ですので、参加ご希望の方は
以下の項目をご記入の上、メールにてお申し込みください。
件名:7月15日研究会申し込み
ご所属:
お名前:
問合せ・申込先
E-mail: arc-jimu■arc.ritsumei.ac.jp(■
2010年5月27日
発掘された映画たち2010
5月11日~27日まで東京国立近代美術館フィルムセンターにて開催されている、企画上映「発掘された映画たち2010」に、本プロジェクトで収集・復元を行ってきた映画作品が上映されます。5月16日(日)には、本プロジェクトの収集作品の上映に加え、冨田美香准教授(本拠点事業推進者)による映画作品解説も行われます。みなさま、どうぞお誘い合わせのうえご来場ください。
フィルムセンター開館40周年記念①
発掘された映画たち2010
場所:東京国立近代美術館フィルムセンター 大ホール
会期:2010年5月11日(火)~5月27日(木)
主催:東京国立近代美術館フィルムセンター
協力:映画保存協会、川崎市市民ミュージアム、大阪芸術大学 玩具映画プロジェクト、京都府京都文化博物館、広島市映像文化ライブラリー、福岡市総合図書館、プラネット映画資料図書館、立命館大学アート・リサーチセンター
定員=310名(各回入替制)
*5月23日(日)1:00pmの回のみ定員304名
料金=一般500円/高校・大学生・シニア300円/小・中学生100円/障害者(付添者は原則1名まで)、キャンパスメンバーズは無料
発券=2階受付
・観覧券は当日・当該回のみ有効です。
・発券・開場は開映の30分前から行い、定員に達し次第締切ります。
・学生、シニア(65歳以上)、障害者、キャンパスメンバーズの方は、証明できるものをご提示ください。
・発券は各回1名につき1枚のみです。
立命館大学アート・リサーチセンター プログラムF 2010年5月16日(日)16:00~、5月19日(水)19:00~ 5月16日は本拠点事業推進者・冨田美香准教授の作品解説あり | |
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戦前の小型映画文化――ホーム・ムービーは語る(計61分) 《エトナ映画の自画像》 ロケーションの想ひ出(14分・18fps・35mm・白黒・無声) エトナスタジオ(3分・18fps・35mm・白黒・無声) 素人演藝名流大会(7 分・18fps・35mm・白黒・無声) カメラマンの想い出 昭和10-20年頃(19分・16fps・35mm・白黒・無声) 《旧日活社長・森田佐吉の記録》 森田長太郎氏出征(4分・16fps・35mm・白黒・無声) 日活太秦撮影所運動会(6分・16fps・35mm・白黒・無声) 《日常に向けた視線:パテベビー》 第5回撮影会作品(2分・16fps・35mm・白黒・無声) 愛宕スキー場(2分・16fps・35mm・白黒・無声) 橘や横浜出港(2分・16fps・35mm・白黒・無声) 阿波盆踊り(2分・16fps・35mm・白黒・無声) |
各作品の解説はリンク先を、企画上映の概要及び全体のスケジュールについては、「続きを読む」をクリック。アート・リサーチセンター館内3階の掲示板下のラックにも企画上映のパンフレットがございます。
続きを読む>>2010年3月 7日
映画上映「映画保存と復元 甦る京都の風景と文化」(於:京都文化博物館)
戦前の京都の風景と文化を、立命館大学アートリサーチセンターが復元した映像と京都府がアーカイヴする映像により紹介します。皆様、どうぞお誘い合わせのうえ、ご来場ください。
3月5日(金)、3月7日(日)各日とも13:30~、17:00~の2回上映
『疏水 流れに沿って』(13分)
『マキノ省三葬儀の実況』(22分)
『ロケーションの想い出』(ビデオ上映・14分)[立]
『エトナスタジオ』(ビデオ上映・3分)[立]
『素人演藝名流大会』(ビデオ上映・6分)[立]
『カメラマンの想い出 昭和10~20年頃』(ビデオ上映・20分)[立]
『白い鼠』(ビデオ上映・12分)[立]
『祇園祭山鉾巡行記録映像(1930年・1937年)』(5分)
『第5回撮影会作品』(3分)[立]
『愛宕スキー場』(2分)[立]
『森田長太郎氏出征』(4分)[立]
『日活太秦撮影所運動会』(6分)[立]
※“立”印は立命館大学所蔵作品
3月7日(日)15:30-16:30 トークセッション
本プロジェクトの事業推進者である、本学映像学部の冨田美香准教授が、IMAGICAウェストの映画フィルム復元担当者だった足立広治氏(現在は京都文化博物館で映写を担当)とともに、映画復元の意義と技術を語り合います。
ゲスト:冨田美香(立命館大学映像学部准教授)、足立広治(IMAGICAウェスト)
司会:森脇清隆(京都文化博物館学芸員)
上映・トークセッションの開催場所:京都文化博物館 3階映像ホール
料金:一般:500(400)円、大学生:400(320)円、小中高生:無料
2009年12月12日
日本映像学会関西支部 第58回研究会
日本映像学会関西支部第58回研究会にて発表を行いました。
日時:平成21年12月12日(土) 午後2時より
場所:立命館大学衣笠キャンパス 充光館B1F301教室
「映画と連鎖劇における評価体系の位相」 立命館大学大学院 大矢敦子会員
概要:大正初期、日本の主要都市の興行街で流行した映画と連鎖劇は、そこに集う人々に絶大な人気を持って受け入れられていた。しかし観客は単に「目新しさ」に代表される見世物性にのみ心を奪われていたのだろうか。そういった観客だけでなく、それまでの各種演劇における俳優の演技に対する評価や、物語の進行におけるリズム感などへの評価とともに、明治末期に現れた映画における評価体系にも沿って、連鎖劇の持つ映画と演劇のメディアミックスの要素を多分に吸収していったと考えられる。今回は、こうした評価体系の位相を、「興行」という視点を加えて分析することで、当時の観客による映画及び連鎖劇の評価における流れの一端を捉えることを試みたい。
詳細は以下URL参照 http://www.art.nihon-u.ac.jp/jasias/newskansai.html
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