No.07 野山名霊集

 No.07A 野山名霊集   奈良大学博物館所蔵(K0080)
宝暦2年(1753)
巻:巻第三  丁付:卅三、卅六、卅四、卅五
縦22.3×横86.4×厚2.3cm

No.07B 野山名霊集   奈良大学博物館所蔵(K0070)
宝暦2年(1753)
巻:巻第二  丁付:十三、十四、十五、十六
縦22.1×横87.1×厚2.4cm

No.07C 野山名霊集   立命館ARC(桜井コレクション)所蔵(sakBK01-0076)
宝暦2年(1753)
大本5冊

 『野山名霊集』は泰円の著作で、弘法大師誕生から開山に至る来歴、法会・建造物・各院の紹介、貴人の参詣記録などを記した高野山の案内記的性格を持つ書である。近代摺も含めて比較的多くの本が現存することから、本書は幅広く流通したものと考えられる。展示No.07Aは、上皇の参詣の様子を見開き8面で描く挿絵のうち、4丁分の板木。2枚の板が中央部で接合されている。展示№07Bは巻第二「当山に墓を築き日月牌を立る利益の事」の一部。挿絵は、子孫の廻向によって地獄に蓮花が生じ、凶者が極楽浄土に至る様子を描く。日牌・月牌については展示No.08を参照されたい。