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[Digitisation of the British Museum’s Japanese painting collection: focusing on late Edo period Kyoto-Osaka painted works (大英博物館所蔵日本絵画コレクションのデジタル化と活用―江戸時代後期の京坂絵師による作品に焦点をあてて)]April 1, 2021(Thu)大英博物館と立命館大学アート・リサーチセンターの間に築かれた長年にわたる研究協力関係を礎に、大英所蔵の日本絵画作品のデジタル化を継続して行い、さらなる所蔵資料の公開を推進したい。今回はとりわけ大英の絵画コレクションの強みのひとつにあげられる円山四条派の作品に焦点をしぼり、基本的なデジタル研究環境の拡充にもつなげたい。また、円山四条派の作品には画帖類も多く含まれるため、大英所蔵作品のうちデジタル化の最も遅れている書画帖形式の作品についても本研究の対象とし、今後の収蔵品のさらなる公開とデジタル研究環境の双方にとって有意義な成果としたい。
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