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祇園祭に関連する映像資料のデジタル・アーカイブとデータベース構築に関する総合的研究

 [書込]

概要
2017年4月 1日(土)

本研究では、京都祇園祭に関する写真や動画フィルムなど映像資料をデジタル・アーカイブし、データベースで公開を行う。立命館大学アート・リサーチセンターが所蔵する祇園祭に関する映像資料を精細に分析するとともに、未整理・新出の映像資料(個人蔵)をデジタル化し、アート・リサーチセンター所蔵資料と合わせ、さらに幅広い分析を行う。また、1978(昭和53)年刊行の『写真記録祇園祭』(祇園祭山鉾連合会)は祇園祭の歴史や変遷を写真より纏めた成果として貴重である。市民から写真を募り、本書の編集作業に携わった京都市職員(当時)の島田崇志氏が所有する約500枚の写真は未整理であり、本書から漏れた写真も多い。特に武者行列や祇園ねりものは現在廃絶された祭儀であり、それらを活写した写真や当時の祭礼の景観は極めて貴重である。これらをデジタル・アーカイブし、データベースを構築することで、国内外の多くの方々に供することを目指す。