謡い物の歴史 2/4
ナビゲーションに移動
検索に移動
音曲芸能としての謡の始まり
装束を着けて舞台で演じる能は、平安・鎌倉時代の記録にも見えているが、謡だけを謡う音曲芸能としての演じ方は、能を将軍・大名など武士階級の上層部が後援するようになった能の大成期(十四世紀から十五世紀にかけての南北朝・室町初期)に、能役者が将軍・大名などに求められて