C2-1 「四天王大江山入」

資料名 : 「四天王大江山入」
作者 : 歌川芳盛
員数・装丁・判型 : 大判錦絵三枚続
年代 : 安政3年(1852) 5月
資料番号 : arcUP8714 ~8716

 歌川芳盛(1830~85)による大江山山中(大江山入)での場面を描いた作品である。滝の麓で洗濯をする女房に遭遇する渡辺綱と碓井貞光を中心に、背景には八幡大菩薩・住吉大明神・熊野大権現の神々に導かれながら酒呑童子の鬼が城を目指す頼光一行と、左画面上には鬼が城を警護する鬼と女房たちを侍らせて寛ぐ酒呑童子が描かれる。絵巻では連綿と描かれる場面が異時同図法で凝縮されて描かれつつ、絵巻のように右から左へと視線を誘導させるような構図となっている。なお、本作は舞鶴市糸井文庫にも所蔵されており(mai01k12)、初摺であると考えられる。
 

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