絵師:豊国〈3〉
出版:弘化4年(1847)~嘉永1年(1848)
判型:大判錦絵
所蔵:赤穂市立歴史博物館
作品番号:AkoRH-R0077-01
城明け渡しにともない、御用金の家中への配分について対立する由良之助と九太夫を描いている。由良之助は2代目嵐雛助、九太夫は初代嵐三八である。
嵐雛助〈2〉
1774-1801。初代嵐雛助の子。初名叶秀之助。前名3代目中村十蔵。俳名可晴・虎枝・眠獅。寛政6年(1794)2代目雛助を襲名。時代物を得意とし、三都の舞台で活躍した。2代目雛助は実際の舞台で由良之助役を勤めたことはない。