八坂神社への参拝

ID:nagaeke_2239、資料形態:現像写真(112㎜×15.5㎜)

 祇園祭は、祇園社(東山区八坂神社)での御霊会を起源とします。八坂神社の社伝では、869(貞観11)年に京都において疫病が流行した際、当時の国の数と同じ66本の鉾を立て、神泉苑まで神輿を送ったことが祇園御霊会の始まりとされています。この写真は、祇園祭の祭神を祀り、地域の氏神でもある八坂神社へ船鉾町の人々がお参りした際、本殿と舞殿を背景に撮影された集合写真です。前列右から3人目は山鉾連合会の初代会長であり、船鉾町在住であった清水良亮、その右後には扇子を持った長江伊三郎の姿が見られます。舞殿に奉納された提灯には、祇園のお茶屋や料亭等の名前が見え、現在も営業している老舗もあります

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