3.5.4.南総里見八犬伝(読本)
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編著者:曲亭馬琴(作)、柳川重信〈1〉(画)、曲亭主人(編次)、千形仲道(書)、中村喜作(剞劂)
判型:半紙本/1巻1冊
出版年:文政2年(1819) 江戸
資料名:南総里見八犬伝 第三輯 巻之五
資料番号:hayBK02-0049-03-05 所蔵:立命館ARC『南総里見八犬伝』は、曲亭馬琴による長編読本である。文化11年(1814)に刊行が始まり、天保13年(1842)まで、足かけ28年にわたって刊行された。物語は、安房里見家をめぐる因縁をもとに、伏姫と犬八房、八つの霊玉を持つ八犬士たちの活躍を描いている。
本作品は、文政2年(1819)に江戸で刊行されたもので、曲亭馬琴が作を担当し柳川重信が挿絵を描いている。ここに描かれているのは、「芳流閣の決闘」の場面である。犬塚信乃と犬飼現八が、屋根の上で激しく争う場面が見開きで表されている。
『南総里見八犬伝』は物語が完結する前から歌舞伎や人形浄瑠璃でも上演されていた人気作であった。読本として人々に広く親しまれた作品であり、その登場人物や名場面の魅力が、のちに歌舞伎など別のメディアへ展開する土台となった。(宮﨑・戸塚)
