B1-06 清洲城割普請

巻3

織田信長は、居城としていた清洲城の石垣の修理を普請奉行に命じていたが、なかなか工事がはかどらない。これを憂いた藤吉郎は、三日で普請を終わらせると信長に申し出る。藤吉郎は、石垣一坪の修理に必要な職人の数を計算して、職人たちを組に分けて持ち場を割り当て、酒肴を与えて、信長への忠誠を説く。すると、職人たちはそれぞれの持ち場の修理作業に励み、普請を三日で完了させることができた。

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