B1-05 藤吉郎人相

巻2

藤吉郎が松下之綱の命を受けて尾張の国に赴き、矢矧の橋のたもとの茶店で休息していると、一人の修行者が藤吉郎つくづくと見て、天下をとる相があるという。藤吉郎は笑って、今は卑しい身だが、立身した時には、修行者を厚く賞しようと答えた。この修行者こそ、後の安国寺 恵瓊(あんこくじ えけい)である。

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