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湯浅俊彦 教授


湯浅教授

【専門領域】
「デジタル環境下における出版ビジネスと図書館」が主な研究領域です。電子出版と電子図書館がどのような方向性を目指していくのか。読者・利用者のために出版界と図書館界の新たなモデルを構築することを探求しています。

【著書・論文】
『日本の出版流通における書誌情報・物流情報のデジタル化とその歴史的意義』(ポット出版)、『電子出版学入門 改訂3版』(出版メディアパル)

yuasa_book.jpg 『電子出版学入門』

【最近の研究テーマ】
国立国会図書館の所蔵資料の大規模デジタル化や「電子納本制度」の導入など、図書館界における出版コンテンツのデジタル化とその利活用を中心に研究を進めています。

【指導した大学院生の修士・博士論文】
「地方自治体における非図面管理部門での統合型GISの活用に関する研究」、「ミクロレベルにおける都市モデリングの手法の構築」

【所属学会/受賞歴等】
日本出版学会、日本図書館情報学会、日本図書館研究会、日本マス・コミュニケーション学会

【専門領域での推薦学術書】
箕輪成男『出版学序説』(日本エディタースクール出版部)、原田勝・田屋裕之編『電子図書館』(勁草書房)、ジャン- ノエル・ジャンヌネー『Google との闘い』(岩波書店)

【大学院志望者へ一言】
写本の時代に活版印刷が現れ、次第に活版印刷物が主流になったように、電子出版もまた、著作を伝達し、継承し、保存していくという観点からすれば新たな、そして大きな転換期をもたらすものです。したがって、この領域の研究には既存のメディアを相対化する柔軟な思考こそが求められるのです。

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