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原島 博 客員教授


原島客員教授
(撮影:中村年孝)

【専門領域】
もともとは情報理論を中心とする数学の理論の美しさに魅せられて研究者となりましたが、一貫してコミュニケーション工学を専門として、人と人の間のコミュニケーションを、リアルとバーチャルの両側面から技術的にサポートすることに関心を持ってきました。また人の顔にも興味を持ち、顔学の構築と体系化に尽力してきました。最近では、理系と文系さらには科学と芸術を融合した新しい学問体系の構築に関心を持っています。

【著書・論文】
原島博「顔学への招待」,岩波書店,1998年6月
原島博編著「画像情報圧縮」,オーム社, 1991年8月
宮川洋,今井秀樹,原島博「情報と符号の理論」岩波書店,1983年1月

harashimabooks.jpg 『顔学への招待』

【最近の研究テーマ】
顔画像処理(顔表情解析、顔印象解析、平均顔など)、顔学の提唱と体系化、ヒューマンコミュニケーションメディア、情報環境のデザイン、コンテンツ創造など。

【所属学会/受賞歴等】
電子情報通信学会、映像情報メディア学会、日本バーチャルリアリティ学会、日本顔学会ほか

【大学院志望者へ一言】
大学院では、それぞれの専門分野をより深く探求することは当然として、あわせて関連分野への関心をより広く持つよう心掛けることを勧めます。また学会などを通じて国内外の研究者とのネットワークづくりに努めてください。それは研究者としての貴重な財産となります。

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