地歌における曲種の生成

野川美穂子著
2006.2.5 第一書房刊
本書は、地歌を対象にした学術的研究書。江戸期の多くの文献を史料に、曲種の成立と変容に着目して、地歌の歴史を解明する。

地歌の膨大なレパートリーは、三味線組歌、長歌物、端歌物、浄瑠璃物(半太夫物、繁太夫物ほか)、芝居歌物、作物、謡い物、手事物といった曲種に分類されるが、そうした曲種が生成していく過程を述べている。

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