⇒プロジェクト概要 ⇒TOP

2008年12月19日

●2008年度研究会の活動内容

 

 1,「花供養」集成の編集

 現存の確認されている全冊(天明6年から明治3年)の全文を翻刻公開し、あわせて書誌調査報告を載せる。京都東山芭蕉堂が全国展開で行った年刊句集を通して、寛政期以降の俳諧史の一班を考察する。 アート・リサーチセンター所蔵品ならびに関係者所蔵本については、デジタル画像をWEB公開する。

 2,俳人短冊図録の作成と展示

 俳諧研究者故桜井武次郎氏の旧蔵本(桜井文庫)がアート・リサーチセンターに所蔵されている。同文庫の短冊を含む「江戸期俳人短冊展」を企画する。個人所蔵品の未公開短冊も併せて、初めての短冊研究用手引書「俳人短冊譜」を制作する。 本書では、料紙の地模様とその時代の筆蹟が同時に読み取れる学術レベルの図録として世に問いたい。

matsBK06-0001-002.jpg
 

大江丸

月居

コメントする

(初めてのコメントの時は、コメントが表示されるためにこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまでコメントは表示されませんのでしばらくお待ちください)