B2-2 酒呑童子屏風
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資料名 : 酒呑童子屏風
作者 : 不明
装丁 :六曲一双
年代 : 寛文年間(1661~1673)頃
資料番号 :arcFS00-0009六曲一双の屏風に酒呑童子説話の一連の展開を描く。右隻は上中下段10場面、左隻は上中下段6場面を配置する。物語は右隻第一扇上段(追討の宣旨を受ける場面)から左方向(社殿参拝・老翁たちとの遭遇場面)へ進み、右隻第一扇中段(頼光一行が木の橋を渡る場面)に戻り、再び右から左へ進み、右隻第一扇下段(酒呑童子の館で酒肴でもてなされる場面)へ移り右から左へ進み、左隻に移動する。左隻も右隻と同様の進行で鑑賞すると、酒呑童子説話の一連の流れを把握できる。導線はシンプルであり、たなびく金雲に沿って上中下に裁断・接合して、絵巻としての改装も可能であろう。絵師は未詳だが、狩野元信による「酒伝童子絵巻」(サントリー美術館所蔵、以下サントリー本)の図様を概ね踏襲しているといえる。