C1.2.42 「仮名手本忠臣蔵 十二段三枚続」

絵師:長谷川貞信〈1〉
出版:幕末
判型:大判錦絵3枚続
所蔵:赤穂市立歴史博物館
作品番号:AkoRH-R0048

 大判3枚続の画面を細かく区切り、右下に「鶴ヶ岡のだん(大序)」を配し、そこから時計回りで螺旋状に物語の流れに従って各段場面を描いていき、中央に師直の首級を亡君墓前に供える場面を置いている。廻りすごろくのような画面構成の作品である。