B6-06 清正虎退治

巻9

清正が野営していた時、一匹の虎が馬をくわえて飛び出してきた。また、虎は小姓をも食い殺されたため、清正は山中を狩り立てる。大岩の上から大きな虎を見つけた清正は、自ら虎を仕留めんと、家来たち百人ばかりが鉄砲で撃とうとするのを押しとどめ、襲い掛かる虎の喉を狙って鉄砲を撃ちこむと、さしもの虎も息絶えた。

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