B1-10 稲葉山城陥落

巻8

藤吉郎たちは堀尾茂助の案内で稲葉山の斎藤龍興の城の搦め手に至り、かねて約束していたように、瓢箪を竹の先につけて門の内から高くかかげると、これを合図として、藤吉郎の勢は城内になだれ込み、織田勢と合流して攻撃をかけたため、斎藤龍興は城を開いて退散した。瓢箪はこの後、秀吉の馬印、千成瓢箪となる。

関連記事
  • B1-10-01

    B1-10-01

    歌川芳艶

    「瓢軍談五十四場」

    <...