B1-09 堀尾茂助勇力 巻8 信長は稲葉山の斎藤龍興の城を攻めるが要塞堅固のため、なかなか戦いは決しない。藤吉郎は一計を案じ、城のからめ手から攻略しようと、わずかな手勢を連れて稲葉山に登る。途中、休息をとっていると、突然大きな猪が飛び出してきたが、猪を追ってきた若者が山刀でこれを仕留める。感心した藤吉郎が若者に名を問うと旧知の堀尾忠右衛門の息子、堀尾茂助吉晴であることがわかり、茂助は城のからめ手への道案内をして、藤吉郎を助け、ついに斎藤龍興の城を陥落させる。 関連記事 B1-09-01 歌川国芳「稲葉山中におゐて荒猪を生捕たる強勇を大将の目... B1-09-02 歌川国芳「太平記英勇伝」 「廿三」「織尾茂助安春」 投稿日:2018年6月12日 by arc カテゴリ: 初編 [編集]