初春 お茶の間招待席 初春歌舞伎公演「小町村芝居正月」
平成二十年は、寛政元年(1789年)11月に江戸・中村座で上演された初世 桜田治助・作の顔見世狂言「小町村芝居正月」を初演以来、219年ぶりに復活。
江戸時代の顔見世興行(11月)は芝居の世界では正月(一年の始まり)。そこで上演される狂言は、一年中で最も荘重で華やかに作られる。今回の「小町村芝居正月」は、平安時代の前期、異母兄弟の惟喬親王・惟仁親王が皇位継承をめぐって争った「御位争い(みくらいあらそい)」の伝説を背景に、歌人として名高い大伴黒主や小野小町、小町を慕う深草少将などにまつわる様々な伝承を巧みに脚色した作品。
番組では五幕六場におよぶこの通し狂言の二幕目「南殿の場」、三幕目「深草の里の場」、四幕目「今出川黒主屋敷の場」を生中継。
初春歌舞伎の華やいだ雰囲気の中、豪華ゲストをお迎えし、恒例の楽屋訪問なども盛り込みながら、お送りする。
(2008年1月3日 国立劇場大劇場より生中継)
【出演】尾上菊五郎、中村時蔵、尾上松緑、尾上菊之助、坂東彦三郎、澤村田之助 ほか
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江戸時代の顔見世興行(11月)は芝居の世界では正月(一年の始まり)。そこで上演される狂言は、一年中で最も荘重で華やかに作られる。今回の「小町村芝居正月」は、平安時代の前期、異母兄弟の惟喬親王・惟仁親王が皇位継承をめぐって争った「御位争い(みくらいあらそい)」の伝説を背景に、歌人として名高い大伴黒主や小野小町、小町を慕う深草少将などにまつわる様々な伝承を巧みに脚色した作品。
番組では五幕六場におよぶこの通し狂言の二幕目「南殿の場」、三幕目「深草の里の場」、四幕目「今出川黒主屋敷の場」を生中継。
初春歌舞伎の華やいだ雰囲気の中、豪華ゲストをお迎えし、恒例の楽屋訪問なども盛り込みながら、お送りする。
(2008年1月3日 国立劇場大劇場より生中継)
【出演】尾上菊五郎、中村時蔵、尾上松緑、尾上菊之助、坂東彦三郎、澤村田之助 ほか