一条竹ヶ鼻勧進猿楽

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いちじょうたけがはなかんじんさるがく。 応永六年五月、京都の一条竹ヶ鼻において、世阿弥足利義満の後援のもとに行った三日間の勧進猿楽を指して言う。当時の最強権力者であった義満と、応永元年に将軍になったその子息足利義持がこの猿楽を見物した。当時の幕府の最高権力者が鑑賞するこの勧進能の催しが許可されたことは、世阿弥が、能の最も優れた演者の一人であると認められるようになったことを意味する。