廻り

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まわり


総合


歌舞伎

拍子木の打ち方の一。狂言方の分担で、舞台や役者の扮装のでき上ったころを見計らって、頭取部屋の前で二つ打ち、それから一つずつ打ちながら舞台へ廻って行く。大道具小道具の準備もでき、役者の用意もでき、いよいよ開幕できることになると、直すといって二つつづけて打つ。廻り八丁といって、音の小さな劇場では一廻りに八つ打った。