太平記忠臣講釈

明和3年(1766)10月大坂竹本座で初演
作者:近松半二、三好松洛、他

※明和4年には、江戸で歌舞伎化されている。
仮名手本忠臣蔵を意識して、その全体を書換えている。
・七段目は、紀海音の「鬼鹿毛無佐志鐙」三段目の丸取り。
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妹背山女庭訓

明和八年(1771)正月28日大坂竹本座初演
作者:近松半二、松田ばく、栄善平、近松東南、三好松洛(後見)

「キーワードはシンメトリ」
「妹背山婦女庭訓」は、近松半二の代表作です。上演頻度も高く、文楽の作品では、いわゆる三大名作に次いで、4位に位置する作品といえるでしょう。
「文化デジタルライブラリー」の舞台芸術教材でも、やはり4番目にコンテンツ化されたものですが、公開されている「妹背山」のキャッチコピーには、キーワードはシンメトリとあります。これは、いったいどういうことをいっているのでしょうか。

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