TOP     本年度の研究計画
拠点形成と研究目的
本年度の研究計画
研究メンバー一覧
研究実績一覧
立命館大学の21世紀COEプログラム


本年度は、各サブプロジェクトの成果を具体的に「Kyoto Time Space」System上に配置し、公開を開始する。各プロジェクトの相互の研究内容の連動と連結をはかり、 単独のプロジェクトで得られる成果以上の効果を上げることが、文理融合研究の具体的な成功例となるよう推進する。プロジェクト内でのコラボレーションだけでなく、国内外の類似する研究との連動をはかり、 地域・国際ネットワークを更に強化しCOE拠点としての評価を確実なものとするのも目的となる。大学として、日本を代表する国際的研究機関として位置付けを明確にする。 まず、5年間の研究内容を余すことなく、発信させることが今年度の研究目標となる。

本年度の研究拠点形成実施計画
1)デジタルアーカイブ作業と対象の拡張とデータ蓄積を継続する。アーカイブ機器の最終更新が発生し、 1年間の作業効率アップを図る。特に地域連携による文化財資源のアートアーカイブの多様化を図る。
2)デジタルミュージアムシステム「Kyoto Virtual Time Space」を完成させ、 各プロジェクトの成果をこのシステム上に配置し、すべての成果が基本的にWEB上で公開される状態をめざす。各プロジェクトが共同して成果の連結・連動を図るための連絡研究会を定期的に実施する。
3)個別プロジェクトによる企画展覧会、シンポジウムなどの研究内容の公開活動を定期的に実施する。ここでは、成果を公表するためのディスプレー機材の充実が必要となる。4)全体としての成果や、 次の展開を見すえた学際・国際的学術シンポジウムを開催する(Oxford大学との共同シンポジウムなど)。
4)次期文理融合型応用研究の準備研究の開始。5)関連技術や人材を使ったハイテクテクベンチャー企業の立上を検討する。
6)学部・大学院の新設を睨んだ新研究組織「アート・リサーチセンター」(研究所化)設置する。
7)本拠点の到達点と可能性に関する報告書を発行する。