C1.1 江戸時代の口絵

作品名:『白縫譚』21編上
作者:柳下亭種員(著)、歌川国貞〈2〉(画)
判型:中本
出版:安政3年(1856)
所蔵:立命館ARC(hayBK03-0636-21)

 草双紙以来、小説には口絵や挿絵がつきものとなるが、江戸時代の口絵は主要な登場人物数名の全身像と名前が白黒で描かれることが大半である。口絵は登場人物紹介の役割を担うもののため、作品中の一場面が描かれることはほとんどない。

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