80年代すすむまちづくり(160-3)
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「京都ニュース 80年代すすむまちづくり 京都市広報課」 限りない期待と願いを込めて。新しい時代、80年代の幕開けです。146万市民の住む、わたくしたちの街京都。全ての人々が豊かで安心して暮らせる理想の街を目指して、確かな歩みが始まっています。建設進む市立芸術大学。この4月には、緑溢れる洛西の新天地にいよいよ統合移転。丸太町七本松の社会教育総合センターは、蔵書12万冊の図書館と、市民のいろいろな学習の拠点となります。増えるゴミに対処するために。無公害の最新設備を備えた、市内5つ目の東部清掃工場が伏見区醍醐で55年度完成を目指しています。そして、それに隣接する石田処理場。快適な暮らしに欠かすことができない下水道作りにも全力投球しています。北大路から京都駅まで、新しい市民の足。地下鉄烏丸線の開通までもうわずか。いよいよこの夏には、試運転電車も走り始める予定です。魅力いっぱいの地下街や南口再開発。今、大きく生まれ変わろうとする京都駅周辺。幹線道路と平面交差する京阪電車。塩小路から三条の地下化事業は、59年度完成予定。温かい人間都市の建設と、21世紀に向かう理想の京都づくり。今、明日への新たな飛躍が始まろうとしています。