考古資料館オープン(160-1)

「京都ニュース 考古資料館オープン 京都市広報課」 平安京以来1000年の歴史を持つ、私たちの街京都。その地下には、数多くの埋蔵文化財が眠っています。54年11月、上京区今出川通大宮東入ルに、京都市考古資料館がオープン。挨拶を述べる舩橋市長。 スピーチ)京都の街が平安京以来育ててきた伝統文化や文化遺産、歴史環境など現代の多様化する生活環境のなかで保持して行くためには、住民と行政とが相互に協力することが必要であります。 常に、新しい調査・研究の成果を市民の皆さんに知って頂くため、いろいろなコーナーを設けています。地下鉄烏丸線で発掘した石仏を展示したコーナー。全国でも初めての試みとして、瓦や陶器など実際に手で触れて観察や学習ができるオープン展示コーナー。友好姉妹都市の博物館を紹介したコーナー。そのほか、時代別コーナーや、焼き物変遷コーナーなどもあります。訪れる子どもたちの豆考古学者からも、目で見ているだけでわかる、歴史が伝わってくるみたい、と早くも人気の的。埋もれた文化遺産を未来へ受け継ぐわたくしたち。大切な任務を考える場として広く活用していただきたいものです。