63年京都国体めざして(200-2)

「京都ニュース 63年京都国体めざして 京都市広報課」 昨年6月に完成した西京極陸上競技場兼球技場。2年後に迫った京都国体に向け、準備は着々と進んでおり、その隣では硬式野球場の改装も急ピッチ。内野スタンドは鉄筋コンクリート造り3階建て、1万3000人を収容できます。外野の芝生席と合わせると全収容人員は改装前より5000人増えて2万人となります。62年には近代的なスタジアムに生まれ変わります。洛北・宝ヶ池の南西では球技場の建設が進んでいます。6000人を収容するスタンドは、ほぼその姿をあらわし、カラフルなベンチが備えられました。やがてこのフィールドで、素晴らしいプレーが展開され、明るい歓声が響き渡ることでしょう。63年京都国体。この会場で熱戦の火ぶたが切られ、様々なドラマが生まれるのです。 陸上競技場兼球技場 宝が池公園球技場