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-京都ニュース- 第43回京都国体秋季大会 -京都市広報課- 京都国体秋季大会。「新しい歴史に向かって走ろう」をスローガンに、10月15日から六日間にわたり行われました。 案内板)63年京都国体 新しい歴史に向かって走ろう 秋季大会迄---あと1日 夏季大会9月4日(日)~7日(水) 秋季大会10月15日(土)~20日(木) 全国身体障害者スポーツ大会10月29日(土)・30日(日) 開会式前日には岡崎公園で採火された平安の火のほか、市民の手によって引き継がれた五つの炬火が市内を走り抜け市役所前広場に集合。次々と到着する炬火は今川正彦京都市長をはじめ大会関係者へ。 ひときわ赤く燃え上がる火を前に今川市長は、出迎えた市民とともに大会成功への決意を確かめ合いました。 文字盤)第43回国民体育大会 澄み渡った秋空のもとでの開会式。西京極総合運動公園陸上競技場をぎっしり埋め尽くした3万2千人の観衆のなか、集団演技が披露されます。 そして全国から集まった2万人を超える選手の入場行進。地元・京都選手団およそ1000人も、明日から始まる競技への闘志を胸に堂々の行進です。 未来の火としてひとつになった炬火は第1回大会で宣誓を務めた朝隈善郎さんから、最終走者の松本昌子選手に手渡され炬火台に点火。天高く燃え上がりました。式場ご臨席の浩宮様からは選手たちに激励のお言葉が。また今川京都市長からは歓迎の言葉が述べられたあと、京都の堀田恭子選手が声高らかに宣誓。いよいよその幕が切って落とされました。 京都市を中心に府内で実施された競技は全部で32。熱い声援と拍手の中、数々の熱戦が繰り広げられました。京都国体は2巡目初回という記念すべき大会であるとともに、今後の国体の在り方を方向づける道しるべでもあります。スリム国体をキャッチフレーズに無駄を省き、スッキリとまとめられた大会運営。 ゲート第43回国民体育大会 ラグビーフットボール協技会 一人でも多くの人が参加できる開かれた国体を目指して、青年の部に二部制を採用。また楽しさと気軽さを基調とした、デモンストレーションスポーツ行事も実施され話題を集めました。国体の、そして京都の、輝かしい1ページとして刻み込まれた数々のドラマと感動は、いつまでも私たちの胸に残ることでしょう。冬季大会・夏季大会を合わせ、京都は39競技中大会史上初の23競技を制覇してフィナーレを迎えました。都の秋を染め上げた第43回国民体育大会。男女総合優勝の天皇杯。そして女子総合優勝の皇后杯を地元・京都が獲得して、この熱いドラマは幕を下ろしました。より多くの人に親しみやすく。国民スポーツの精神は、京都に集った人々の手によって、全国へ、そして未来へと受け継がれていくことでしょう。
第43回京都国体秋季大会 385-50(213-1)