すすむ福祉施設づくり 375-19(210-2)

すすむ福祉施設づくり ふれあいのまちづくりを目指す洛西福祉地区。先ごろ、西京区大江沓掛町で建設が始まりました。 看板)洛西福祉地区起工式 起工式で、今川京都市長は、この新しい洛西の地に、体の不自由な方やお年寄りが積極的に社会参加できる一大福祉ゾーンをつくりたいと挨拶しました。機能訓練のための病後施設の着工を皮切りに、授産施設や老人保養センターなど、四年後には七つの施設が完成する予定です。こちらは、左京区高野の京都市障害者スポーツセンターです。総工費九億二千百万円をかけた、第一期工事が完了し、竣工式が行われました。 看板)京都市障害者スポーツセンター竣工式場 プール施設を中心に、車いすのまま入れるシャワー室、親子更衣室、電光文字サイン板、車いす用観覧席、屋外避難用スロープなど、安全にご利用いただけるよう整備されています。メインは25メートル温水プール。十月に開催される第24回全国身体障害者スポーツ大会では、ここで水泳競技が行われます。今後さらに、体育室、卓球室などが加わる京都市障害者スポーツセンターは、体の不自由な方のスポーツの拠点として、大きな期待を集めています。美しい緑に囲まれた、左京区北白川のバプテスト・ホーム。 看板)特別養護老人ホーム バプテスト・ホーム この程その一角に、デイサービスセンターが完成しました。センターでは、体の弱いお年寄りを送り迎えして、家庭では補いきれないサービスを有料で行っています。こうした本格的なデイサービス事業は、京都市では初めてのものです。機能低下を防ぐための訓練や寝たきりのお年寄りにも利用していただける入浴サービス。この他、生活の相談や指導。健康のチェックなどもあり、安心して一日が過ごせます。センターでの出会いから友達の輪の広がっているようです。京都市では、これからも誰もが健康で生き生きと暮らせるまち、笑顔とふれあいのあふれる福祉のまちづくりを目指してまいります。