市民の台所・第一市場(199-3)
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「京都ニュース 市民の台所 第一市場 京都市広報課」 昭和2年、日本で最初に開設された、京都市中央卸売市場第一市場。流通量の増加と 施設の老朽化に対応するため、昭和51年から整備計画を進めてきましたが、56年の生果棟に続き、このほど122億円をかけた水産棟が完成しました。関係者およそ600人が出席した記念式典で、今川市長は「市民の台所として、食生活の安定と向上に大きく貢献するものと期待します」 とあいさつ。新しく明るくなった水産棟に、マグロも勢揃い。午前5時40分、セリ開始。威勢のいい声で次々と魚が競り落とされていきます。生まれ変わった第一市場は活気に満ち溢れたスタートを切りました。25台のテレビカメラが、品物の取引や価格の決定が正しく行われているかどうかを監視しています。入荷量を早く、そして詳しく掲示する電動表示盤。鉄筋コンクリート造り3階建て、3万9500m²。機能的、近代的になった第一市場。今日も市内54万世帯の食生活を守っています。