地下鉄烏丸線1号車(162-3)

「京都ニュース 地下鉄烏丸線 1号車 京都市広報課」 新しい市民の足、地下鉄烏丸線。北大路から京都駅までの重点整備区間では来年4月開業を目指し、工事はいよいよ最終段階に入っています。待望の1号車が完成。関西で初めての前が傾斜したスマートなスタイル。車体はピカピカのアルミ合金製。コントローラーやブレーキは、運転しやすい前後に倒す最新型。地下鉄では日本で初めての故障モニター装置や自動列車制御装置など、最新の技術を導入。明るい車内は、もちろん冷暖房完備。車椅子での乗車もOK。深夜に大阪の工場を出発した車両は、一路京都へ。まだ寝静まっている京の町をトレーラーに引かれて夜明け前、無事、烏丸車庫に到着。夜明けを待っていよいよ搬入作業の開始です。作業は最大荷重45tのクレーン2基を使い、まず台車から。車両の長さは大阪地下鉄の18mより一回り大きく20m、重さ37t。定員は先頭車が150人、中間車170人。1車両1億3000万円。これまでの地下鉄車両に比べ、およそ3割の電力が節約できる、最新の省エネ対策が取られています。搬入された車両は早速点検し、来年4月の開業に向け試運転。1編成4両で、開業時には9編成36両が勢揃いします。快適な市民の足、地下化烏丸線の完成はもうすぐです。 (00:08:34 中央右寄りに黒点状のノイズあり)