京都―パリ友情盟約30周年(212-1)
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-京都ニュース- 京都・パリ 友情盟約30周年 -京都市広報課- 先ごろ、左京区岡崎にある京都市伝統産業会館の前庭に、パリ市から贈られたヴァラス噴泉が設置されました。 案内プレート) パリ市寄贈 ヴァラス噴泉 このヴァラス噴泉は、1870年の普仏戦争の直後に、イギリスのリチャード・ウォーレスが市民の飲料水としてパリ市に寄贈したものの複製で、京都市・パリ市友情盟約締結30周年の記念に、パリ市から寄贈されたものです。 昭和63年6月 これは昭和33年に結ばれた京都市との友情盟約が30周年を迎えたことを記念して、パリから寄贈されたものです。除幕式で今川市長は「友情の泉としていつまでも大切に守りたい」と挨拶。ルネッサンス様式を思わせるこの噴泉。19世紀末にはパリ市内86箇所に置かれ、市民に飲料水を供給していました。現在もなお49の噴泉が観光客の目を和ませています。またパリ少年合唱団と京都市少年合唱団とのジョイントコンサートやフランスの本格的な室内楽団ムジク・フランセーズの演奏も披露。両市の交流が一層深められました。パリ市との30年にわたる友情は八つの姉妹都市との交流の歴史でもあります。世界文化自由都市・京都市では今後も国際的な友情を育ててまいります。