健康都市構想きまる(231-2)

京都ニュース 健康都市構想きまる 京都市広報室 健康を尺度にした、健やかな京都の街づくりを。先ごろ、京都市健康都市構想策定に向けての検討を進めてきた、懇談会の佐野豊座長から、田辺朋之京都市長に、その最終提言が手渡されました。提言を受けた田辺市長は、これをただちに市の構想として記者会見で発表。1200年に渡って集積された歴史と文化。そしてその中に育まれた、都市に暮す知恵を活用して、人が住み、働き、学び、遊び、憩う舞台としての熟度を高めて行くことが、新しい京都のまちづくりの視点です。生命の尊厳や人権の重さの尊重を、健康の基本と位置づけ、人をまちづくりの主役におき、人生80年時代に対応した、健やかに歳を加える暮らしづくり、心の豊かさの実現を目指した創造を続ける暮らしづくり、快適に住み続ける都市づくり、人に優しい都市を目指した、誰もが楽しく歩ける都市づくり、小資源、リサイクルを促進する、環境を思いやる暮らしづくりの、五つを重点施策として、市民の皆さんとともに進めていきたい、と述べました。豊かさを実感できる健康都市の実現に向けて、今、京都の再生が始まっています。